2017年09月17日

ヤマハ ピュアストレートアーム YSA-2


このところ、フィルムカメラ、テープレコーダー(カセットデッキ、ラジカセ)、
アナログプレーヤーなどに年齢を問わず惹かれる人が増えている。
フィルムカメラなど、いまとなっては実用性があるとは言いがたく
ぼくも使っていない(ミノルタX700、ライツミノルタCL=親父の形見、ペンタックスSPF(=同)。

テープレコーダーは、いまも現役のウォークマンプロを持っている。
古いテープをデジタル化するときのために大切に保存している。

アナログプレーヤーはヤマハGT-2000はいまもラックの上にある。
友人から譲り受けたピュアストレートアームYSA-2は保管している。
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/etc/ysa-2.html

友人とは小学校の同級生で近所に住んでいて
ヤマハA-2000、NS-1000Mを鳴らしながらユーミンを聴くのが好きだった。
結婚を機にオーディオを縮小するため、GT2000を持っているぼくに
ピュアストレートYSA-2を買わないかと持ちかけられたので
即座に譲ってもらったもの。
まだ音出しはしていないのだが、
友人宅で鳴っていた頃には
内田光子のモーツァルトのピアノソナタなどを鳴らしていた。

ダイキャストの塗装にクラックが散見されるが、内部動作には関係しない。
(YSA-2に精通した人はご存知と思うが、塗装の経年変化による持病である)
譲り受けてからリード線保護のために一度もカードリッジを付けておらず、
緩衝材の入った専用カートンで保存している。
(付属品はすべて揃っていると思っている)

ピュアストレートは江川三郎さんの考案したもので
フィデリックスの中川社長も近年のブログでその良さについて書かれている。
S字アームやストレートアームでのオフセット角の悪影響は知られている。
トラッキングエラーよりも動くところ動かないところの明確化が音質にきいてくる。
http://www.fidelix.jp/others/tonearm&turntable1.html

レコード(塩化ビニール)は弾性体なので
トラッキングエラーの音溝への影響は無視できるのではと考えている。
(レコードを長年扱っていた経験から)

写真は自宅のGT2000(アームは付属のS字)
12.jpg

39-1.jpg


2017年09月16日

庭のマツバボタン フジX-T2のフィルムシミュレーションで


朝起きたら気持ちの良い太陽の陽射し。
それを浴びてのびのびと開くマツバボタン。
久しぶりに色の再現性を見てみようとテスト。

最初はフジX-T2XF35mmF1.4 Rの手持ち撮影
絞りf5.6(トリミング・調整なし プロビア)
DSFT2567.jpg

同じくf4.5
DSFT2584.jpg
このレンズ1本あれば地の果てまで旅ができそう)


今度はフジX-T2に1990年代の銘レンズ
タムロン90mmf2.5マクロ(ミノルタMDマウント)をつけて。
風があるので三脚に固定して花を見つめる。風がやんだ、それ。
DSFT4013.jpg

DSFT4048.jpg

今度は同じ条件でフィルムシミュレーションで(プロビア → アスティア → ベルビア)
DSFT4018.jpg

DSFT4019.jpg

DSFT4020.jpg

DSFT4024.jpg

DSFT4025.jpg

DSFT4026.jpg

フジノンとは色の再現性が違うけれど
カラーバランスが経年変化している可能性もあるので。
現行機種は、SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

身近なところにある表情が生きる糧となっているとしたら
写真を撮るつもりできょうも駆け抜ける準備をしていたのだなと。