2018年01月13日

2018年 スマートフォン導入のシナリオ

スマートフォンを導入するにあたって
5年前から有識者を交えて検討委員会を開催し
昨年末に答申がなされた。

それによると
スマートフォンには利点が多いが、
注意点も多いため
目的を明確化して使用法を定めて
導入計画を設定してPDCAサイクルを回しつつ
仮説と検証を行いながらの導入が望ましい、という答申をいただいた。
(ここまでに5年かかった。検討委員のみなさま、ありがとうございます)

そこで、2017年12月に試行的に導入を行う方向で調整を行い、
機種の決定に際しては
スマートフォン数台を同時並行で使いこなしていらっしゃる経験豊富な知人のご助言を仰いで
2013年製のNEC製のスマートフォン(Android4.1)の導入を決定した。
(導入価格 送料込 約4千円)

手元に使用していない2枚のSIMカードがあったが
そのままでは使用できないので
交換手数料によりサイズ変更を実行。
手配するのに約半月を要した。

導入に際して目的を明確化するよう委員会からの投げかけを受けて
以下の目的とすることにした(当初)。
・レスポンシブWebデザインでの閲覧性のチェック
・出張時(特に東京などの歩行時)の現在位置の把握と場所の検索
・現金決済に変わる手段の確保
・緊急時のラジオの受信及びTwitter等での情報の入手

使わないことにしたのは以下の機能。
・電話
・メール
・SNS
・Web検索
・カメラ
・ゲームその他プリインストールのアプリケーション→ 初期導入時にすべて削除

新たに導入したアプリケーションは
・ラジオ機能
・ブラウザー(国産で動作が軽いもの)
・ナビ機能
・コンパス(方位磁石)機能

導入開始後、気付いた点は以下のとおり。
・電池が1日しか持たない。
→ Wi-Fi、位置情報、Bluetoothはすべてオフ(使用するときのみオン)。
→ それでも電池は1日しかもたないので、使用するときだけ電源を入れる運用に変更(2日程度は持つようになった)。

・文字の入力に時間がかかる(Web検索で1つの検索を行うのに5分程度を要する)
→ 指先が小さな画面で器用に動かないこと
→ ブラウザの挙動が安定しないこと
→ 本体が大きい割に画面が小さく見づらい。
・持ち運びが大変であること。
→ 滑りやすいため手で持つには適していない。そのためウェストポーチを用意する必要があった。しかし外出のたびにポーチを装備するのは心理的に抵抗がある。
→ 電池がすぐに消耗することと、持ち運びや取り出しなどハンドリングに難があることから、カードを別途用意して決済することに決定。これだと財布に入れて持ち歩ける利便性がある。
→ 外出にはモバイルバッテリーが不可欠だが、現時点では本体も含めてセカンドバッグを持たずポケットで運用したいため、解決策は見つからず。
・Androidのバージョンが新しくないため、イケヤプレイスやVR高松などのVR/AR系のアプリケーションがインストールできない。
・ラジオは電池寿命が短いため現実には運用が困難。

総括
・小さな個体に何もかも詰め込んだ弊害で、個々の機能は使い勝手が悪い。今回はテストしなかったが、電話のかけやすさ、音声の聞き取りやすさはPHSに遠く及ばないことが予想される。
PHSについては自宅に電話を持たない人が増えている現状で、電池寿命が長く通話に使いやすく料金も低廉で音が良く病院でも使用可能などの利点があるため、今後もメーカーにサービスの存続はもちろん、エリアの範囲拡大や受信環境の改善、積極的なPRを求めたい。
・スマートフォン画面でのWebのチェックに役立つことが判明したため、自宅専用とする。

今後のスマートフォンに求めたいこととして、
・電池の長寿命化(できれば1週間程度)
→ PHSは1週間程度使用できている。ノートPCも毎日外で使っているが充電頻度は月に数回程度(ThinkPadX270SSD仕様)
・携帯しないですむかたちへと進化すること(現時点では耳への装着が有力か)。
・音声入力を含む入力方法の導入もしくは進化、もしくはPCとの連携による入力の交配化。
・電話に特化したスマートフォンなど、音声やつながりやすさ、通話しやすさなどを磨くことができる。単機能に特化することで新たなニーズを開拓できる可能性。
・行きすぎたソフトウェアボタン化のインターフェイスから必要最小限のハードウェアボタンの設置(カメラ機能のシャッターボタンなど)。ただしスマートフォンのカメラは電力を消費することとシャッター音がうるさいため、使う人は毎日使うが、使わない人はほとんど使用しない。できればカメラなしが併売されることが望ましい。
・さらなる小型化による可搬性の向上と画面投影での運用による広いディスプレイの確保。

現状では十分に使いこなせていないものの、1週間に数回は電源を入れて運用ができている。未来のスマートデバイスの姿が見えてきたことが最大の成果。