2018年01月30日

ミノルタ MD85mmF2 デジタルの時代にフジで蘇る

ミノルタ最後のMFの一眼レフX-700を2台持っていて
いまも健在である。
(手持ちの2台とも完動美品として高値を付けると思われるけど)

ポートレートに多用したのは85mm。
これで女の子を撮ってあげると
プロが写したような写真ができあがって驚かれたもの。

そのレンズをフジのミラーレスに使ってみる。
八仙堂のアダプターは精度が良く使用していて何の不満もない。
これまでタムロンの90mmマクロをアダプターに付けることが多かった。
今回は85mmF2。
ロッコールの冠を付けなくなったニューMDシリーズでミノルタ最後のMFレンズ。
DSFT7893-1.jpg

ミノルタはライツと提携したこともあって(そのためかどうか知らないが)
こくのある発色が特徴。
(透明感があるけれど薄っぺらに感じたキヤノンは使ったことがない)
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ハイライトに光が乗っていって艶やかであっても飛びにくい印象。
だから南太平洋ポリネシアや屋久島を旅していて楽しい。
DSFT7902-1.jpg

それにX-700は篠山紀信や三好和義も使っていた。
何かこのカメラで旅に出ると自由を感じる。
(いまもそうだけど)
DSFT7913-1.jpg

これで撮影した写真はこちらで。

2018年01月13日

2018年 スマートフォン導入のシナリオ

スマートフォンを導入するにあたって
5年前から有識者を交えて検討委員会を開催し
昨年末に答申がなされた。

それによると
スマートフォンには利点が多いが、
注意点も多いため
目的を明確化して使用法を定めて
導入計画を設定してPDCAサイクルを回しつつ
仮説と検証を行いながらの導入が望ましい、という答申をいただいた。
(ここまでに5年かかった。検討委員のみなさま、ありがとうございます)

そこで、2017年12月に試行的に導入を行う方向で調整を行い、
機種の決定に際しては
スマートフォン数台を同時並行で使いこなしていらっしゃる経験豊富な知人のご助言を仰いで
2013年製のNEC製のスマートフォン(Android4.1)の導入を決定した。
(導入価格 送料込 約4千円)

手元に使用していない2枚のSIMカードがあったが
そのままでは使用できないので
交換手数料によりサイズ変更を実行。
手配するのに約半月を要した。

導入に際して目的を明確化するよう委員会からの投げかけを受けて
以下の目的とすることにした(当初)。
・レスポンシブWebデザインでの閲覧性のチェック
・出張時(特に東京などの歩行時)の現在位置の把握と場所の検索
・現金決済に変わる手段の確保
・緊急時のラジオの受信及びTwitter等での情報の入手

使わないことにしたのは以下の機能。
・電話
・メール
・SNS
・Web検索
・カメラ
・ゲームその他プリインストールのアプリケーション→ 初期導入時にすべて削除

新たに導入したアプリケーションは
・ラジオ機能
・ブラウザー(国産で動作が軽いもの)
・ナビ機能
・コンパス(方位磁石)機能

導入開始後、気付いた点は以下のとおり。
・電池が1日しか持たない。
→ Wi-Fi、位置情報、Bluetoothはすべてオフ(使用するときのみオン)。
→ それでも電池は1日しかもたないので、使用するときだけ電源を入れる運用に変更(2日程度は持つようになった)。

・文字の入力に時間がかかる(Web検索で1つの検索を行うのに5分程度を要する)
→ 指先が小さな画面で器用に動かないこと
→ ブラウザの挙動が安定しないこと
→ 本体が大きい割に画面が小さく見づらい。
・持ち運びが大変であること。
→ 滑りやすいため手で持つには適していない。そのためウェストポーチを用意する必要があった。しかし外出のたびにポーチを装備するのは心理的に抵抗がある。
→ 電池がすぐに消耗することと、持ち運びや取り出しなどハンドリングに難があることから、カードを別途用意して決済することに決定。これだと財布に入れて持ち歩ける利便性がある。
→ 外出にはモバイルバッテリーが不可欠だが、現時点では本体も含めてセカンドバッグを持たずポケットで運用したいため、解決策は見つからず。
・Androidのバージョンが新しくないため、イケヤプレイスやVR高松などのVR/AR系のアプリケーションがインストールできない。
・ラジオは電池寿命が短いため現実には運用が困難。

総括
・小さな個体に何もかも詰め込んだ弊害で、個々の機能は使い勝手が悪い。今回はテストしなかったが、電話のかけやすさ、音声の聞き取りやすさはPHSに遠く及ばないことが予想される。
PHSについては自宅に電話を持たない人が増えている現状で、電池寿命が長く通話に使いやすく料金も低廉で音が良く病院でも使用可能などの利点があるため、今後もメーカーにサービスの存続はもちろん、エリアの範囲拡大や受信環境の改善、積極的なPRを求めたい。
・スマートフォン画面でのWebのチェックに役立つことが判明したため、自宅専用とする。

今後のスマートフォンに求めたいこととして、
・電池の長寿命化(できれば1週間程度)
→ PHSは1週間程度使用できている。ノートPCも毎日外で使っているが充電頻度は月に数回程度(ThinkPadX270SSD仕様)
・携帯しないですむかたちへと進化すること(現時点では耳への装着が有力か)。
・音声入力を含む入力方法の導入もしくは進化、もしくはPCとの連携による入力の交配化。
・電話に特化したスマートフォンなど、音声やつながりやすさ、通話しやすさなどを磨くことができる。単機能に特化することで新たなニーズを開拓できる可能性。
・行きすぎたソフトウェアボタン化のインターフェイスから必要最小限のハードウェアボタンの設置(カメラ機能のシャッターボタンなど)。ただしスマートフォンのカメラは電力を消費することとシャッター音がうるさいため、使う人は毎日使うが、使わない人はほとんど使用しない。できればカメラなしが併売されることが望ましい。
・さらなる小型化による可搬性の向上と画面投影での運用による広いディスプレイの確保。

現状では十分に使いこなせていないものの、1週間に数回は電源を入れて運用ができている。未来のスマートデバイスの姿が見えてきたことが最大の成果。

2017年12月10日

クリプトンKX-1とKX-3PUの違い


どちらのスピーカーも音楽を奏でるための道具という世界観は同じである。
密閉ならではの自然で歯切れの良い低域、しっかりとした中域の再生、魅惑的な高域は同じである。
しかし比べてみると違いが感じられる。

KX-1は、音の濃淡の描き分けが兄貴より上である。音の濃いところ、漂うところ。
これはタイムドメインにも共通する良さを持っている。
音像と音場が明確に分かれていて見通しの良さを感じる。


KX-3PUは、艶やかで音が塊となって出てくる。
ひとことでいえば、「ハイファイ美音」である。
ピアノは、カツンという打鍵音のあとにコロンの響きが心地よい。
誰が聴いてもいい音である。
弦も美しく力強い再生を行う。
例えば、ラックスのA級プリメインとの同質性を感じる。

兄弟での個性の違いは、凝縮していくか広げていくか。
空間に波紋を広げていく自然な再生は弟機が優る。
どちらも良い音だけれど、ぼくは弟機が開放的でありながら端正に鳴るので好きだ。

KX-1の良いところは、一日中鳴らしても耳に負担を感じないこと。
小音量での再生は兄貴を上回るのではないかと思う。
ぼくは小さな音でしか聴かない。
それでも音楽が愉しく弾むので音量を上げる必要がない。
タイムドメインのスピーカーの反応の早さを持ち、
低域高域に周波数帯域を広げながらも
中域がぽっと浮かび上がる。
(だから小音量に強いと思う)

オンキヨーA-1VLで聴いていると
これ以上の音は要らないと思えてくる。
現行品では、マランツのPM8006などが合うのではないかと思うけれど
この組み合わせで視聴したことはない。
(品良くしかもよくうたうのではないかと)

タグ:KX-1

2017年09月17日

ヤマハ ピュアストレートアーム YSA-2


このところ、フィルムカメラ、テープレコーダー(カセットデッキ、ラジカセ)、
アナログプレーヤーなどに年齢を問わず惹かれる人が増えている。
フィルムカメラなど、いまとなっては実用性があるとは言いがたく
ぼくも使っていない(ミノルタX700、ライツミノルタCL=親父の形見、ペンタックスSPF(=同)。

テープレコーダーは、いまも現役のウォークマンプロを持っている。
古いテープをデジタル化するときのために大切に保存している。

アナログプレーヤーはヤマハGT-2000はいまもラックの上にある。
友人から譲り受けたピュアストレートアームYSA-2は保管している。
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/etc/ysa-2.html

友人とは小学校の同級生で近所に住んでいて
ヤマハA-2000、NS-1000Mを鳴らしながらユーミンを聴くのが好きだった。
結婚を機にオーディオを縮小するため、GT2000を持っているぼくに
ピュアストレートYSA-2を買わないかと持ちかけられたので
即座に譲ってもらったもの。
まだ音出しはしていないのだが、
友人宅で鳴っていた頃には
内田光子のモーツァルトのピアノソナタなどを鳴らしていた。

ダイキャストの塗装にクラックが散見されるが、内部動作には関係しない。
(YSA-2に精通した人はご存知と思うが、塗装の経年変化による持病である)
譲り受けてからリード線保護のために一度もカードリッジを付けておらず、
緩衝材の入った専用カートンで保存している。
(付属品はすべて揃っていると思っている)

ピュアストレートは江川三郎さんの考案したもので
フィデリックスの中川社長も近年のブログでその良さについて書かれている。
S字アームやストレートアームでのオフセット角の悪影響は知られている。
トラッキングエラーよりも動くところ動かないところの明確化が音質にきいてくる。
http://www.fidelix.jp/others/tonearm&turntable1.html

レコード(塩化ビニール)は弾性体なので
トラッキングエラーの音溝への影響は無視できるのではと考えている。
(レコードを長年扱っていた経験から)

写真は自宅のGT2000(アームは付属のS字)
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2017年09月16日

庭のマツバボタン フジX-T2のフィルムシミュレーションで


朝起きたら気持ちの良い太陽の陽射し。
それを浴びてのびのびと開くマツバボタン。
久しぶりに色の再現性を見てみようとテスト。

最初はフジX-T2XF35mmF1.4 Rの手持ち撮影
絞りf5.6(トリミング・調整なし プロビア)
DSFT2567.jpg

同じくf4.5
DSFT2584.jpg
このレンズ1本あれば地の果てまで旅ができそう)


今度はフジX-T2に1990年代の銘レンズ
タムロン90mmf2.5マクロ(ミノルタMDマウント)をつけて。
風があるので三脚に固定して花を見つめる。風がやんだ、それ。
DSFT4013.jpg

DSFT4048.jpg

今度は同じ条件でフィルムシミュレーションで(プロビア → アスティア → ベルビア)
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DSFT4024.jpg

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フジノンとは色の再現性が違うけれど
カラーバランスが経年変化している可能性もあるので。
現行機種は、SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

身近なところにある表情が生きる糧となっているとしたら
写真を撮るつもりできょうも駆け抜ける準備をしていたのだなと。